ペチュニアリュミエール クレプスキュール

2022年4月6日 今日は、愛知豊明花きで「2022ポットプランツコンテスト・春の部」が開催されました。審査員の末席で担当の花の部門を見てきました。たくさんの花苗が出品され目移りしますが、最近の生産者が作る植物の傾向がわかります。必ずしも最先端の珍しいものばかりというわけではありませんが、生産者のつくりは確かなものが多いのだと思います。

小売店の店頭に並べられた時、消費者にどのようにアピールされるのかなど考えながらこれはいいなというものを選びました。私が一押ししたものは4席でしたが、十四人の審査員も目を止めたもののようでした。

1席は、ペチュニアリュミエール クレプスキュールでした。写真のペチュニアです。写真の4点は最終的に選ばれたものです。左からマリーゴールド、カーネーション、ヒポエステスでした。皆さんならどれを選ぶでしょうか。

 

ガーデンデザイナーに関わるイメージ図

思いつくままに、ガーデンデザイナーという仕事の周辺を考えてみました。
ガーデンデザイナーと言うと、個人邸から商業空間までのガーデンの設計から施工までを行う職業のようなイメージです。
職業としてのガーデンデザイナーというと、洋風の庭の設計から施工までを仕事としているもののことでしょうか。和風の庭の職人というイメージではないようにも思いますが、庭に対する理論と実践経験を積み重ねてきたガーデンデザイナーであれば、洋風和風の区別はないのかもしれません。

植物に携わる仕事をイメージ図にしてみました。

近頃は、ランドスケープアーキテクトとして、空間を植物を使ってデザインするというレベルから、定年後に好きな仕事として庭の仕事に携わるというイメージもあります。

間口の広い仕事です。植木職人からランドスケープアーキテクチャーです。
植物の販売小売店である園芸店から植物生産者、植物の流通に携わる植物市場などもあります。切り花も入れれば、フラワーショップ、アレンジメントの講師、ハーブなどの癒し系の講師などもあります。多肉植物のyou tuberも入るかもしれません。

日本ガーデンデザイナー協会の目的は、庭をデザインするという概念を一般的なものにするというものです。庭に、買い集めた植物をデザインすることなしに、ただ漫然と植物を増やしていくのではなく、四季を通してデザインされた庭にするために、私たちは多くの植物のことを知らねばなりません。

日本ガーデンデザイナー協会®️は、ガーデンデザイナーの交流の場づくりがミッションです。